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スディール・アラディ・ヴェンカテッシュ アメリカの地下経済

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スディール・アラディ・ヴェンカテッシュ アメリカの地下経済


    スディール・アラディ・ヴェンカテッシュはインドから移民か留学してきた人でしょう。皮膚もこげ茶色ですから、黒人街に入っても違和感が無いと思われます。白人だったら、現地に入ってこのような研究はできないでしょう。多分殺されるか、重症を負うでしょう。大統領選のバイデン候補の副大統領にはインド系の女性がなっています。永らくイギリスの植民地であったことでもあり、英語もペラペラですので、アメリカへの流入もたやすかったのでしょう。インドは人口でも世界二位であり、近い将来中国についで大国になる予想がされています。現在アメリカでも医者、学者、コンピュータ関連の技術者が活躍しています。

アメリカの黒人街はギャングが仕切っています。違法薬物の販売、売春、その地域の商店や露天商などミカジメ料、銃の販売などが主な収入源になっています。ここでは公園を巡って一般住民とギャングの間で確執があり、その調整に牧師などが関わっています。昼間から薬の売人や売春婦が出入りし、学校も近くにあり風紀が良くないと一般住民は抗議しますが、一般住民も裏ではギャングとつながっていて、保護を受けたり便宜を図ってもらっています。浮浪者も一切関わりがないということはなく、ギャングに使われたり、商店主に使われたりして、その商店をほかの浮浪者に汚されたりすることを防いでいます。

時代の推移で段々薬物が売れなくなると、ギャングはあらゆるところからミカジメ料をとろうとします。一般住民との対立も深まり、牧師などの調整もスムーズにいけません。そのような状況の中で、ギャングの親分が例の公園で別のギャングによって銃殺されます。それからどうなるかでこの書は終わっています。多分二番手の子分が親分になり、相変わらず他のギャングとの闘争や、住民とのトラブルに明け暮れるのではないと思われます。

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