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文章では一日かかろうとするものが、マンガでは30分ですみました。西欧の王様の結婚は国同士の結婚であり、愛などありません。その代わり寵姫なるものができ、本当に王様がいちゃいちゃできる女性が存在していました。この風習が貴族まで蔓延し、貴族の結婚も打算的な結婚であり、妻もそれなりに持参金をもってきており、仲が悪ければほかの貴族や王様といちゃいちゃしていましたし、貴族の男は町民の女で、ちょっと美人の女を囲っていちゃいちゃしていたのです。
当時フランスの税制は、第一身分聖職者、第二身分貴族には一切税金などなしです。第三身分の国民(2,650万人)だけ税金がかされていたのです。だから貴族は土地からあがってくる収入をすべて自分のものにできました。2%の富裕層が98%の市民農民からの税金で支えられていたのです。それゆえ貴族の男たちの金の使い方は、街中のちょっとした美人を金で釣って囲うか、賭博しかなかったのです。
これをみると今の日本でないかと思われます。大企業や、投資家には税金は安く、どのようなもののでも一律に消費税をかけ、大企業の社員だけは給料はあがっているが、大多数の中小の企業の社員の給料は横ばい、かかえって減っている状態であるので、ますます困窮におちっています。たぶん今日も六本木あたりでは富裕層の男たちがモデルたちといちゃついているのではないでしょうか。
これら遊び女の要求によって、富裕層にいろいろなものを買わせます。それによって、製造業やら貿易業が発展します。フランスから来たゴーン氏もベルサイユ宮殿で派手な結婚式を挙げ、まさしく資本主義の先端を行く人物かと思われます。それを支えるのが日産の派遣社員で、少ない給料からも確実に消費税をとられ、貧窮のきわみにいるといえます。18世紀のフランスでは革命が起こりましたが、21世紀の日本では革命など起こりそうもありません。日本の貧困層はロシアの農奴のように我慢強いのです。