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第6章で、性的興奮の影響というものがあります。被験者(MITの優秀な学生)にパソコンを渡して、そのパソコンが表示する質問に答えさせるものですが、1回目は普通に答えさせ、2回目にはマスターベーションをしながら答えさせます。2回目では性的逸脱を構わないような答えをしています。性的興奮時にはより大胆になるようです。もちろん大学の倫理委員会に許可をしてもらった実験です。学問の自由はかくもアメリカで完成されているようです。人間を殺傷する以外どのような研究も許されているようです。被験者は匿名とはいえ、彼らの協力で論文ができるのです。
世界有数のバイオリニストが地下鉄の駅で演奏したところ、1時間で32ドルしか集まらなかったそうです。YouTubeで10歳くらいの可愛い女の子がバイオリンをひいて、ストリート・ミュージシャンをしていますが、動画を見ている限り、彼女の金入れのバケツには世界有数のバイオリニスト以上のお金が入ってきているような感じがします。日本のことわざに「馬子にも衣装」というものがありますが、荘厳な装置のある舞台と地下鉄では、同じ音楽でも違って見えるのでしょう。その点女の子はいたいけで可愛いし、それのバイオリンもそれなりにうまいのですから、ストリートであってもお金が集まるのでしょう。プロか素人かといっても、そこの立つ場所によってはプロが素人に負けるということも起こるのです。これこそ題名の「予想どおり不合理」ということになるでしょう。