忍者ブログ

読書

ニコラス・ペタス 最強の武道とは何か

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ニコラス・ペタス 最強の武道とは何か


私は
YouTubestreet fightをよく見ています。世界各国で男も女も闘いに明け暮れています。男ではボクシングや蹴りが多い。女では髪を引っ掴み振り回したりしています。多勢にはかないません。人間は集団で狩りをしていたというのがよくわかります。これで最強のマンモスもやられたのでしょう。YouTubeの中でただ一人、何人もの男を殴り倒した男がいました。車同士のトラブルからけんかになったようです。この男はボクシングでも習っていたのでしょう。常にコブシで自分の顔をガードし、相手が来るとすばやくパンチを出して、倒してしまいます。やはり素養があるとないとでは断然違います。無駄な動きがありません。へたなファイターは腕の振りが大きい。その分時間がかかるので、隙ができます。この男はその隙にジャブやストレートパンチを繰り出します。へたなファイターがこの男の顔面に到着する前に、この男の鋭いパンチが相手をのけぞらしてしまいます。

ニコラス・ペタスは大山倍達の最後の弟子だそうです。デンマークから来て、極真会に入門します。極真会は空手で言う「寸止め」はしません。本当に殴り蹴り合うのです。空手全般に言えることですが、蹴りにしても突きにしても一発勝負で、それで決まれば言うことがないのですが、相手もそれなりに技を体得していますから、おいそれと一発で決まることはあまりありません。一発で決まったら空手こそ最強で、格好のいいものに見えます。どうも空手は「型」にこだわって、一発必勝主義ですから、キックボクシングのようにもたれあってぐちゃぐちゃやっているようなことはできません。連続技ができないようです。ボクシングのようにクリンチしながら少しでもパンチを入れて相手を徐々に弱らしていくというテクニックなどないようです。ニコラス・ペタスもK-1に出て、空手の悪い癖が出ます。一発のカウンターパンチを狙っても、なかなかそれは当たらない。結局2ラウンドでノックアウトされます。

どうも日本人は「型」にこだわり「型」によって身動きができなくなるようです。おまけに精神性まで込めて、結局武道とは相手を倒すことではなく、自分に打ち勝つことだという境地にいたるのが「名人」の道になってくるらしい。たとえボブサップにこてんぱにやられても、精神だけボブサップにやられなかったと自慢しているようです。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R