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ネイサン・ラーブ 歴史の鑑定人

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ネイサン・ラーブ 歴史の鑑定人


        ネイサン・ラーブはアメリカの骨董商であり、主に手紙とか証書とかを扱っています。歴史をよく知らないとその価値がわからないものを扱い、利益率の高い商売をしています。もともと歴史が好きな父親が弁護士の傍ら趣味で商売をしていたのですが、それが本格的になり、息子のラーブとその妻も加わって、アメリカでは名の知れた骨董商になっています。

ケネディが暗殺されてその日の大統領専用機エースワンでの無線でのやり取りがテープに残っていて、2時間ぐらいまとめられて、公表されていますが、実際は4時間以上もあるのですが、編集されたその原本のテープは見つかりませんでした。ネイサン・ラーブはケネディと親しい海軍大将の遺品からそのテープを見つけ、売ろうとしたのですが、政府関係筋から圧力を受け、政府のものだから返せと脅されます。多分政府関係者はケネディ暗殺で都合の悪いことが記録されているのではないかと心配したようです。弁護士の計らいで売ることができましたが、とりわけ騒動にならなかったので、録音には大したことは残っていなかったのでしょう。

日本でも骨董にはまがい物が多い。アメリカでも同等です。サインなど真似て書いていますが、目利きの骨董商では一見するだけで真贋がわかるそうです。歴史の本を多く読み、実物を多数観察すると、ゴミクズから宝を発見できるのです。

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