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現在では温暖化が問題になっていますが、縄文、弥生、古墳、古代、中世、近代と日本の歴史においては、寒冷化や長雨が問題を起こしています。温度の高い時の干ばつもありますが、件数としては少ない。モンスーン気候帯ですから、天気予報図でも見てわかるように雲の流れが中国大陸から日本に流れてきます。大雨やそのために冷夏になると、水害や不作により社会が混乱していきます。人間食えなくなると、中国も日本も争いが起こります。中国の混乱時は日本の混乱時でもあります。大方はそれぞれの国内で飢餓や騒乱は収まっていましたが、元寇のときだけは世界的低温のために、蒙古軍、朝鮮軍、中国軍の連合に侵略されそうになりました。今の大相撲を見てわかるように、その時大風が吹かなかったら日本はモンゴルに征服されていたでしょう。危ういところでした。でもこの神風という信仰が後々日本人から合理的な精神をなくさせたように感じさせます。補給を考えない、その場限りの戦略で第二次世界大戦ではみじめな負け方をしました。一か八かのギャンブル精神で戦争をしたわけです。このような性格はいまだに治っていないようです。誤って送金された4630万円をカジノで一か月足らずでつかってしまった若い男を見ればわかるというものです。