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マシュー・L・トンプキンス トリックといかさま図鑑

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マシュー・L・トンプキンス トリックといかさま図鑑


  ユリ・ゲラーは日本に来て超能力のブームを巻き起こしました。私もスプーン曲げを試みたものです。うまくはいきませんでした。日本の子供でスプーン曲げをするのがいて、これが大評判になりましたが、最終的にはインチキをして曲げているのがわかり、轟々たる非難を受けていました。中学生くらいなのにそこまでも非難しないでもいいと思われるのに、マスコミはこぞってバッシングです。なんとも大人げない人ばかりです。いまだにユリ・ゲラーは超能力だと言っていますが、多分マジックの類でしょう。この本でも言っているように、心霊術・超能力とマジックは共存しつつ、相対しながら発展してきたものです。エジプトの古代遺跡の壁画にも「カップアンドボール」の手品をやっているところが載っています。古代、マジックと言う言葉は魔法という意味でもあったので、古代エジプトでは奇術というよりは、魔法だと思われたのかもしれません。17世紀、18世紀啓蒙時代になると明確にマジックという言葉の中で、魔法とトリックというものが明確に分かれてきます。交霊会が盛んな折り、奇術師たちも同じことをして、霊などいないものだと、交霊会のいんちきをあばいていたものです。交霊会が静まった後、超能力のブームです。これにはアメリカとロシアの軍事対決が関係しています。ロシアでは超能力者を集め、念力で物を動かしたり、軍事面でその能力を利用できなかという研究をしていることがわかり、急遽アメリカでも超能力の研究が始まったのです。結局テレパシーも、念力も超能力者の数々の能力も軍事面で応用するさしたるものは見つからなかったと思えます。最近そういったニュースは聞こえてきません。念力でミサイルの方向を変えるというのは無理でしょう。超能力が収まると、次に何が出てくるでしょうか?もう出ています。オレオレ詐欺と闇バイトの強盗団です。

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