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トマス・ホーヴィング にせもの美術史

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トマス・ホーヴィング にせもの美術史


    あとがきに、バブルの時安田生命が58億円で買ったゴッホの「ひまわり」は偽物だと書かれています。成金には成金程度のものしか集まらないような仕組みに世の中はなっているようです。本物は西洋の王族や貴族の蔵にしまわれているのでしょう。欧米のプロのいる美術館でも騙されているのですから、東の果ての日本の、たかが百年程度で金持ちになったド素人は、したたかの画商にとっては格好のカモだったのでしょう。美術館などではニセモノだとわかった時点で展示を外され、お蔵入りをするのですが、安田生命のゴッホはどうなっているのでしょうか?58億円が5万円程度になってしまうとは、気が狂ってしまいます。モナリザだってニセモノが多く出回っています。科学的分析が鑑定には必要ですが、それ以上にトマス・ホーヴィングの言うところ、長年の間本物を見て、直感を研ぎ澄ますことが必要だと言っています。

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