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上野千鶴子 信田さよ子 北原みのり 毒婦たち

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上野千鶴子 信田さよ子 北原みのり 毒婦たち


     これら三人の論者たちはいずれも日本男性の程度の低さを指摘しています。要は母親がしてくれるような「ケア」をされたがっている男が多いということです。だから木嶋佳苗がビーフシチューを作り、家庭的温かさを感じさせ、それからカネを無心し、やがて男からカネが尽きると、睡眠薬を混ぜ、苦痛のないように練炭で中毒死させます。小金を溜めた老人たちが主な被害者でありましたが、死ぬまでは、これら「程度の低い」男たちにとっては幸せな時間を過ごしていたのではないかと思われます。死すら、このように「ケア」された処方では、どうせ後何十年も生きられないのですから、この安楽死を感謝こそすれ、怒り心頭にはならないと思われます。それに反して欧米男の代表である007のジェームス・ボンドは、飛び切りの美人が擦り寄ってきても、「ボンドはいつも女性たちをひとりの人間として扱っているからこそ」その罠にひっかかることもなく、絶えず危機を乗り越えていけるのだと説明しています。ところが、「程度の低い」日本の男たちは、ブスの上に体型もずんぐりとしてくびれもないような女に、ただ料理がちょっとうまいということだけで騙されてしまう。まさしく母親のような女に「無防備」になって甘えたいのが日本の男性ということで、三人の女論者によると、いい気味だということになり、女をなめちゃあいけないよという忠告を示しています。援助交際でカネをもらっても、日本の男が言うように女の「魂が傷つく」といったことは決してなく、かえって内心では「このバカ」と言って、あかんベーをしているのだと断言しています。

つくづく日本男子は日本女子に好かれていないのだと感じられます。人口減少もうべなるかなと思われます。ルーズベルト大統領が日本人は日本列島に閉じ込めて、自然に消滅するのを待つしかないと言ったように、それが現実化してきているようです。敗戦後の占領政策もそれに輪をかけているかもしれません。これら欧米の人間たちはその国を弱体化するために、その国に異質なものを絶えず注入していました。インドでは宗教を、東南アジアでは単独民族を多民族にして、内部を戦わして支配しやすくしていました。日本では男と女の分断をしているようです。もはや日本男子はお母さんに甘えることはできなくなっているようです。

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