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皆実商店街も4,5軒くらいしか残っていません。今までの店をつぶして住宅地になっています。昔は八百屋、魚屋、肉屋、パン屋、総菜屋、食べ物屋、銭湯までありました。親から引き継いだ商店も近くに大スーパーができるとまたたくまになくなってしまいました。この本でもそうであるようにバブル頃までは個人商店でも儲けることができました。いい時もあったのです。で、今は儲けるというよりは、ボケ防止に店を開いているというのが多いような気がします。大方70歳過ぎで、息子や娘がいても継ごうとはしないのでしょう。会社に勤めた方が収入が多いのだろうと思います。あえて苦労をしようとは思わないのでしょう。私が親の店を引き継いだのは対人関係が下手だったからです。今の年になってわかるのですが、心が狭く、実力もない癖に横柄で生意気だったということです。これではだれともうまく付き合うことができないでしょう。体が弱る2年前までお客さんを減らしながらなんとか商売を続けられたのは、両親の遺徳があったからだと今更ながら思います。息子はどうしようもない奴だが、母や父が懐かしいので来てくれたお客さんが多かったことか。