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佐藤篤彦 肺炎の話

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佐藤篤彦 肺炎の話


        わたしの退院時の病名は、重度貧血、全身衰弱、間質性肺炎、肺真菌症、急性呼吸不全、急性心不全などと書かれています。

これを読むと特発性間質肺炎は「予後がとても不良で、5年生存率がわずか36.6%」だそうです。私の場合特発性でないかもしれませんが、いずれにしても間質性と書かれているので、そう長くは生きられないでしょう。肺の弾力性がなくなり、徐々に呼吸困難になるのです。苦しい思いはしたくないものです。できるなら安楽死を願うものですが、医者も殺人の汚名を着せられては、そうもいくまい。たかが3分間息を吸わなければ死ぬことができるのですから、老人の死に方としては最も理想的な死に方と言えるでしょう。

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