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私は永らく耳垢がねばいこいので縄文人的要素が強く、先進的弥生系人間と比較して劣っているのだというコンプレックスを抱いていました。日本人の8割かたは耳垢がカサカサで乾いています。東洋系の人間だけが耳垢がカサカサで、アフリカ、ヨーロッパ系は2,3%しかいません。縄文人は狩猟型の食生活ですから、イノシシや鮭など動物性蛋白を取っています。稲作をもたらした弥生人は米によるでんぷん食です。遺伝子の変異が耳垢をかさかさにしたのです。この本でもはっきりと断定していませんが、動物性蛋白を食する人間は体臭が強くなります。アフリカやヨーロッパなどのように乾燥した地域ではあまり気になりませんが、高温多湿な稲作地帯でなおかつ密集して棲んでいるとこの体臭の臭さは我慢できません。その圧力で遺伝子が変化したのでしょう。私は自分では自分の体臭に気づきませんが、たぶん臭いのでしょう。私には人が近寄りがたいところがありますから、体臭がバリアを張って他人を近づけないのでしょう。農耕型民族はお互い協力して水はけや草むしりを接近して行いますから、体臭のきつい人間は嫌われます。自ずと体臭がきつくならないような遺伝子に変わって行きます。消臭化した遺伝子はついでに耳垢もカサカサにします。
東洋人にはまた酒に弱いことも特徴です。アセトアルデヒトを分解する酵素が他の民族より少ないということによります。これもはっきりとはわかりませんが、高温多湿な地域で密集して棲んでいるといろいろな病原菌に犯されます。あえて毒であるアセトアルデヒトを分解しないことで、その病原菌に対抗させるために、遺伝子の改変があったのだという説もあるそうです。牧畜民族では牛やヤギの乳を飲んだ入りチーズにしたりしています。これも遺伝子の改変で、大人になるとなくなるはずの乳糖を消化するラクラーゼを作り出す機能を残すことによって、いつまでもこれら乳製品を食するためにそうなったのだということです。東洋人にはその機能が弱いものですから、牛乳を飲むと下痢したりします。
いずれにしても私は縄文人と弥生人の混合でやや縄文人の傾向が強いといったところかもしれません。ウインクもできますし、鼻もでかく隆起している。唇も厚いし、まぶたも二重だ。身長は165センチもあるが今では低いといえよう。手足は短い方かも知れぬ。顔も彫が深く、目は大きほうだ。これらは縄文系の特徴ですが、髪の毛は直毛で、頭は短頭、体毛は薄いというのは弥生系の特徴もあります。