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前川健一 タイの日常茶飯

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前川健一 タイの日常茶飯


    前川健一は高校受験のとき、高校へはいかない、研究者になるのだと言って、笑われたそうです。高校、大学にも行って、中華の見習いコックになったりして、バックパッカーになり、とうとうタイに居つき、現地の嫁さんをもらってしまったという人です。現在あらゆるものが研究の対象になるのですから、日本ではわからない、タイの食べ物、社会生活、人々、などテーマはいくらでもあります。「微笑みの国タイ」と言われていますが、その「微笑み」の裏には、金を儲けたいとか、先進国に対してコンプレックスもあります。タイの子供番組で歌を競い合うものがありますが、そこにはたびたび西洋人とのハーフの子供が人気をさらっています。日本と同じように西洋人は一種のステイタスで、タイ人と違って真っ白い顔は成功への一段階です。最近特に欧米やオーストラリアの退職者がタイに移住しているようです。為替の関係で少ない年金でもタイでは豪華な生活ができるのでしょう。おまけに若いタイの娘を現地妻にして、子供も作っているのでしょう。米国式のハンバーグ店ができるとその国の食生活は大いに変わるといわれていますが、タイでも自分で作っていた魚醤などもみな買っているようです。タイの生活でよく見られる、小さな臼で香辛料を棒でかき混ぜペースト状にしているものもありますが、今ではそれもスーパーマーケットでペースト状になったものが売られています。タイのバンコクの下級庶民は家で料理などしません。みな屋台から惣菜を買って、家では飯だけ炊いて食べています。タイではゴキブリも食べるのだと言われていますが、それはゴキブリでない別の虫です。食べるとフルーティな味がするそうです。ねずみは食べていますが、鶏肉の感じだそうです。われわれもそのうち気象変動でゴキブリもねずみも食べないといけない状態になるかもしれません。人間はすべて慣れるといわれています。

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