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終戦記念日を前にして日本歴史の最大の失敗、愚行を考えることも必要です。我々が受けた歴史教育によると、暗愚な陸軍や海軍によって戦争が引き起こされ、民主主義のアメリカの二発の原爆で目が覚めたということになっていました。統帥権を盾にとって、軍部が柔軟な外交をなしえなかったことにもよりますが、それ以上に最近の資料からクレムリンの謀略で太平洋戦争が起こされたという見方も出ています。ルーズベルト政権には共産党員がいて、ハルノートのような最後通告にも似た、日本では戦争をしないといけないような要求を書き連ねています。クレムリンのシナリオはアメリカが日本に対して石油を枯渇させ、いがおうにも日本は石油を求めて南進します。それによって満州などの警備は手薄になりソ連はドイツとの戦争に集中できます。おまけに日本がアメリカに先制攻撃すれば、アメリカも戦争の口実ができ、ヨーロッパ戦線にもアメリカ兵を送り出すことができ、おまけにアメリカの豊かな経済力で武器や食料などを回してくれるとクレムリンは読んだのです。この世界大戦の末期日本はソ連に終戦の斡旋を頼んでいました。ヤルタ会談で千島列島までとっていいという密約がなされていたのですから、何と日本は間抜けな国でしょうか。政治に関わる人は視野の広い人に限ります。