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湖の底をボウリングしその土を採取して、そこに含まれる花粉とかいろいろな内容物で、その当時の気候などがわかるそうです。連続的に採取していますから、どのように変化したのかもわかります。これを「年稿」と呼び、樹木の年輪にたとえられるでしょう。東アジアの稲作漁労採集文化のほうが麦作牧畜文化よりは地球に優しいと断言しています。牧畜などでは広い草原が必要になりおのずと他国を侵略するようになります。その点漁労ではその辺にいる魚を取るだけですから、戦いなど起こらないと言っています。だから縄文人は平和に暮らしていただろうと推定しています。どうも私には安田先生は思い込みの強い人だと思われます。縄文人だって縄張り争いはあったでしょう。縄文人が人間として理想的な暮らしをしていたとは思われません。
この本の中でも意味不明な文章に出会います。
「地球上には、文字よりも言霊を大事にして文化が無数に存在する。そのシンボルが、抜歯であったり、刺青であったり、お歯黒だったのである。ニュージーランドのマオリの人々も、口の周囲に刺青をし、我々日本人と同じ言霊の文明の伝統をもっている人々なのである。そのことをすっかり忘れた日本人が、温泉に入ることを拒否するという珍事が、2013年には引き起こされた」
「温泉に入ることを拒否する珍事」とは何のことでしょう?