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今野晴貴 ブラック企業ビジネス

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今野晴貴 ブラック企業ビジネス


            居酒屋チェーンのワ○○や衣料会社のユ○○ロはこの本ではブラック企業として明記されています。なぜ○○として直接名前を書かなかったのは、私のように力のないものには、これらのブラック企業のお抱え弁護士から、高い損害賠償をちらつかした「通告書」が送られてくるそうです。新聞社のような大手メディアには送ってきません。あくまえも力のない弱い個人を狙って、口封じのためにこのようなことをしているのです。一応体裁は法に則った文面ですが、ヤクザの恫喝とかわりがありません。ヤクザだったら銃弾が飛び出すかもしれませんが、これらブラック企業では個人では払えそうもない高額な損害賠償の裁判をちらつかせます。最近ではこのようなものは「スラップ訴訟」と言われています。英語では
Strategic Lawsuit Against Public Participationといい、「市民参加を妨害する戦略的民事訴訟」といわれるものです。一般市民だけではなくこれらの企業で働く労働者にもこの手法は用いられます。要は「訴訟・係争費用で相手を怖じ気づかせる方法」で力のない個人を叩いているのです。

社会の不正義に戦う弁護士もいるにはいるでしょう。しかし弁護士も人の子です。いい暮らしがしたいと思うと、金持のドーベルマンになって、金持ちに歯向かう貧乏人を食い散らすしかありません。最近の不況下で弁護士も仕事の量が減っています。おまけに弁護士も増員されたので、パイの取り合いで年収70万円しかない弁護士も多々居ることになっています。ブラック企業であろうがなかろうが、これらの番犬になって、吼えまくるしかありません。と同時に騒ぎを大きくして、弁護士代のかさ上げを画策しています。それか煙のないところに煙をたてて、「紛争そのものを創造して」自分たちの仕事を得ているということもあります。思い上がったこれらの番犬はもはや「依頼者の利益を実現」することではなく、自分たちの仕事を「増殖」させて、自分たちの収入を増やす目的のために活動しているのかと思えるほどです。

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