忍者ブログ

読書

宮脇淳子 朝青龍はなぜ強いのか

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

宮脇淳子 朝青龍はなぜ強いのか


    今でも横綱は、白鵬、鶴竜で両方モンゴルです。日本人横綱・稀勢の里は怪我ですぐ引退しました。体力的には関係ないと思いますが、根性とかメンタルで日本人は弱いところがあるのでしょう。それではということではないかもしれませんが、強さうんぬんというわけではなく、「品格」の問題で朝青龍を相撲界から追い出しました。白鵬も今そのターゲットになっているようです。相撲の強さにかなわないから、ほかの事でいちゃもんをつけようとするさもしい根性が見え隠れして、同じ日本人として恥ずかしい限りです。「出る杭は打たれる」という諺通りです。宮脇はこれを農業と牧畜の違いと見て取ります。田植えなどいっせいにやらないと、うまくいきません。反対に牧畜では同じ箇所にいてはすぐ草がなくなり、飢え死にしてしまいます。点々バラバラになって、他人と同じことをしてはならないのです。モンゴル力士に農業方思考を押し付けるのはどだい無理な話です。

今の潮流としてはアメリカを見るように自国第一主義です。日本人力士だけで仲良し国技館にすべきかと思います。しかしそれでは退屈きわまるものになるでしょう。日本人の理想はかつて力道山が空手チョップでアメリカ人プロレスラーを殴り倒したことを見ることです。ところが力道山は朝鮮人でした。子供ながらがっくりきたものです。相撲だって本当のところ、日本人力士が外国人力士をバッタバッタと投げ捨てるところを見たいのです。日本人は何をやっても世界一だという確証を得たいのです。それがかなわないと知ると、「品格」とかわけのわからないものを持ち出して、自分以外の世界一に難癖を付けようとするのが日本人の悪い癖かもしれません。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R