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金学俊 金容権 西洋人の見た朝鮮

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金学俊 金容権 西洋人の見た朝鮮


        日本に来て、李朝末期、日本の朝鮮併合の時代の朝鮮に来るのが西洋人のパターンです。西欧をお手本にしてきた日本を見て、遅れた朝鮮を見ると、いかに朝鮮が哀れな国ということを西洋人は切々と書いています。それに対して金学俊は歴史学者としてあるまじく、一々感情的に反応しています。「でっちあげである」、「あざけった」、「酷評した」、「あざ笑った」、「罵倒した」、「揚げ足取りしている」、などなど、自分の国を悪く言われて悔しいだろうけれど、書かれているという事実そのものを否定するようでは、話の進展はありません。「歴史の教訓を忘れる民族は、歴史の過ちを繰り返すものである」この言葉はよく日本に対して言われることですが、韓国人自身もよくよく考える必要があります。

東京のきれいさに対してソウルの汚さをほとんどの西欧人が記録しています。ソウルの人々は自分の家の前の道で糞便をします。それをイヌに食わすためです。そのイヌをまた人間が食べるのです。ゴミも家の前の溝に捨てます。何とも言えない悪臭が漂っていると書いています。日本が朝鮮を併合して、道端で糞をすることを禁止しました。それからソウルは徐々にきれいになったということです。

朝鮮人は怠け者だという理由は、ちょっとでも稼ぐと官吏から難癖をつけられたり、へたをすれば拷問にかけられてカネをむしりとられるということがあるからです。両班は労働忌避で、体を使うことは下人のすることだと思っています。四書五経を覚えるだけで産業を起こそうという気は少しもないのです。ただ下層のものから吸い取るだけです。それを西欧人は「吸血鬼」だと言っています。日露清に囲まれていても、李王朝の両班たちはつまらないことで争い、自分たちが贅沢できることを考えているだけです。

現在の日本も、2000万円も溜めとかないと年金だけでは生活できないということで、大騒ぎになっていますが、李朝時代の政争に段々似てきているような感じがして来ます。アメリカ、ロシア、中国に囲まれて我々はかつての朝鮮のようになるのでしょうか。

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