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交感神経と副交感神経は自動車でいえば、アクセルとブレーキの関係だと言っています。アクセルだけで車をぶっ飛ばせば、やがて事故ってぺしゃんこになります。ブレーキをかけすぎると車は止まり動かなくなります。アクセルとブレーキを適度に使い分けて、車はスムーズに、人間だと健康に生きられるということです。寝る前に書く「3行日記」は、昼間の交感神経でヒートした、つまりアクセルでスピードの出た車を、副交感神経に、つまりブレーキをかけてゆったりとした走行に戻すことに効果があるということなのです。このゆっくりとした走行中に人間は自分の体のメンテナンスをします。少々の傷はこのメンテナンスで治ってしまいます。
小林弘幸は「3行日記」には、1、失敗したこと、2、感動したこと、3、明日の目標を簡単に書けばいいと言っています。ダラダラと書いてはかえってストレスが高まり逆効果になります。
そういえば俳句をする人は相対的に長生きする人が多いように思われる。要は自分のもやもやした気持ちをはっきりと文字で表すと靄が晴れたような、すっきりとしたきもちになるのでしょう。それで寝つきもよくなります。よく寝ることが出来れば、明日にはまた元気で活躍できます。
私は手帳を持って、明日商売で必要なものをメモしています。そうしないと買い物に行ったとき、何かを買い忘れてしまいます。この手帳を「3行日記」を付け加えていいかもしれません。
永井荷風も「断腸亭日乗」という日記もあり、晩年頃はたいしたことも書いていないが、これで80歳近くまで生きてこれたということはやはり日記には長生きの効果がありといえそうです。