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昭和初期から青春時代をむかえ、カツドウ=映画をやろうとする人はいいところのお坊ちゃんということになります。将来映画監督になろうとする人はみな背が高く、黒澤明、彼=山本嘉次郎も堂々たる偉丈夫だったと書いています。幼少のころから栄養価の高いものを食い、そのために頭もよくなり、時代の先端を走る映画にもすんなり飛び込めるだけの家族内の文化の高さもあったのでしょう。社会では運よく一代で成り上がる人もいますが、大方は代々の積み重ねでエリート層が作られていくのでしょう。国会議員は地方議員より背が高いという通説も妙に納得させられます。
ソ連に亡命した岡田嘉子はどこかに連れて行ってという症候群があったと書いています。山本嘉次郎も景色のいい場所を言うと、岡田嘉子はすぐさまそこへ連れて行ってと言ったそうです。杉本良吉もそのように言われて満州をこえソ連領に入ったのでしょう。杉本良吉は拷問の末、スパイとして銃殺。岡田嘉子は美人の故、演技学校に入っています。このようなことを知ると、うかうか女の言うことにのらないことが身の安全だとわかります。ちなみに岡田嘉子は広島市の出身です。