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西欧美術の画集です。それも死についての画集です。表紙に絵は気が狂い歌いながら溺れ死ぬオフィーリアです。殺人、刑死、戦争、パンデミック、キリストの磔。なぜか男も女も裸である絵が結構ある。ギリシャ、ローマの立像も裸で、肉体に美を感じているのかもしれない。東洋人、特に日本人は自分の肉体を自慢できる人はあまりいないだろう。三島由紀夫はボディービルをやったが、筋肉隆々でも顔が大きいので、なんだかいびつな感じがしたものだ。彼も切腹して介錯されたが、50年くらいしかまだたっていないので、歴史的絵画になるには、まだ早いような気がする。100年くらいすると、防衛省の長官室で無念顔の切り落とされた三島の絵を描く人が出てくるかもしれない。そのキャプションにはどう書かれているだろうか?「お気軽な日本民族に絶望して・・・」