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岡崎裕史 数式を使わないデーターマイニング入門 隠れた法則を発見する

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岡崎裕史 数式を使わないデーターマイニング入門 隠れた法則を発見する


            「マイニング」とは「採鉱」という意味であり、「一段階目は、大量な情報から隠れた法則を見つけ出すこと」、「二段階目は、そこで見つかった法則の中から、使えるものを探し出すこと」だそうです。ウォルマートの売り上げデーターから、オムツと缶ビールの関連性もこのデーターマイニングによって発見されました。

商売をしている私も週初めはお客は少なめだろうというのは経験でわかります。このくらいの商売ではそんなに多くのデーターなどありません。しかし55,6年商売が続いているのですから、創業から今年までの売り上げから経費のデーターがあれば、日本経済の推移がわかるかもしれません。賢い人なら、このデーターから「経済の循環と飲食業界の関連性」なるものを発見するでしょう。やがて「むすび」が売れ始めると、「総会屋」が跋扈するという法則もデーターから「採鉱」されるかもしれません。

コンビニなどはここの商品の売れ具合のデーターを取っているでしょうから、「かっぺびせん」と「牛丼弁当」の関連性もわかっているはずです。アイスクリーム陳列ケースに乗るアホ従業員とその店舗の帰趨なるものもあらかじめわかっていたかもしれません。なにしろ毎日大量のデーターがつみかさなっていっているのですから。

今からの時代はかつての「量よりは質」ではなく、「質より量」ということになります。個々の情報では意味を成さなくても、大量の情報があるとある意味が浮き上がってくるということになります。コンピュータを駆使して、この意味を誰よりも早く見つけ、これを商売に生かしてこそ「勝ち組」に入れることになるでしょう。

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