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康熙帝が清の基礎を作り、雍正帝が持続させ、乾隆帝煮なって清の国土が最大になり、嘉慶帝になって財産を食い潰したということになります。たとえ満州族の支配だといっても、この時代、中国最大の栄光ある時代だったのです。18世紀の中国は現在のアメリカ以上のものであったようです。世界から人が集まり、絹、瀬戸物、茶など持ち帰りましたが、世界からは中国が欲しがるものはなく、ただ銀だけがそれらの代価として流入して来ました。東大の入試問題にも出た明代後期の「一条鞕法」から清の「地丁銀制」の税制が変わっても、いずれにしても銀で支払わねばならなかったのです。19世紀になってイギリスが茶の購入で銀の流出を防ぐために、インドから麻薬を持ち込み、それによって銀を回収しました。アヘン戦争を起こし、香港を99年間も租借するような条約を強制したりします。このあたりから中国は張子のドラゴンとわかり、欧米列国、遅れて日本から虫食い状態にされます。現在の習近平は清の乾留帝になりたがっているのでしょう。南沙諸島も台湾も琉球(沖縄)もみな中国のものだと主張しているようです。