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島田裕已 死に方の思想

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島田裕已 死に方の思想


     「プア充」の生き方が大方のものにとっていいのではないかと言っています。適当に稼いであとは自分の好きなことをして人生を全うする、これが一般人にとって無理のない生き方、また死に方になるというのです。欧米人のように何兆円の資産を持っていてもいずれの日か死ぬのですから無意味な蓄財と言えるでしょう。葬式など不要です。焼いてもらうだけで結構です。戒名など必要ありません。墓も仏壇もないほうがあとくされなくいいものです。インドでは遊行期なるものがあって、死に間際乞食となって放浪し野垂れ死になることが理想となります。松尾芭蕉もこれをやった人だそうです。

「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」

私の場合はこうなるでしょう。

「寝たきりで夢は悔しいことばかり」

 

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