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根本寛 筆跡事件ファイル

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根本寛 筆跡事件ファイル


    筆跡心理学も
FBIのプロファイリングで利用されています。日本のこの技術のレベルは低いようで、冤罪や民事事件などで間違った筆跡鑑定をされて、困っている人が多いと書かれています。「酒鬼薔薇聖斗」事件でも、警察関係者ははじめ中年の変質者と考えていました。

新聞社に送った犯行声明と彼の日記を比較し、たとえ形が似ていなくても何らかの共通点が見いだせます。間違い漢字で同じ間違いをしているからです。「読」で、「ひとあし」部首を「こころ」=心にしています。英語の綴りでも schoolShoollと書いています。犯行声明文など自分の書いた本来の文字と異なった文字のことを、筆跡学では「韜晦文字」と呼んでいます。形が似ていなくても、間違い漢字や、間の開け方、線の長さに共通点が見出されます。すべて誤魔化すというのは無理なのです。

「吉展ちゃん事件」では声紋学の権威が犯人像をぴったりと当てました。いまだに捕まっていない「グリコ森永事件」の脅迫テープで子供の声がありましたが、現在ではその子供も50歳くらいに達しているでしょう。犯行の主体の父親はもう死んでいるかもしれません。その子供たちは今何をしているのでしょうか?

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