[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
2005年の出版で、2004年12月1日の株価が10784円、2005年12月1日には15130円と大幅に値上がりました。世相に聡い森永卓郎はすぐさま株指南の本を書いています。2007年6月には18211円なりましたが、2008年には13942円、2009年には9786円、2010年には9995円、2011年には9345円、2012年には8752円となってしまいました。この本によって株を始めた人は大損をしたことでしょう。年収300万円、年収100万円になるというのは当たったようですが、株の見通しはできなかったことになります。
金利の公式があるそうです。
「72÷金利%=2倍になる年数」
6%なら12年で元金が二倍になります。現在の低金利で、一番高いイオン銀行で0.150%ですから、この公式にあてはめると、元金が2倍になるためには480年もかかるということになります。これでは銀行に預けていても意味は無く、そうかといって株に全てを投資するというのも、一挙に資産がなくなる可能性もあります。卓郎は長期に株を持つことを勧めていますが、何年間も低迷し、資産が50%も吹っ飛んでしまったと思うと、まともな精神ではいられなくなります。虎の子の退職金を株に突っ込んでもとの子も無くしたという話はよくききます。収入も増えない、金利もつかない、では、われわれ大部分は座して死を待つほかないようです。