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蒸留家とは何だということでこの本を読んだのです。果物、葉っぱなどを発酵させ、熟成したところで蒸留器にかけ、それらの植物の匂いのあるアルコール分を取り出すということです。銀行から4000万円借り、クラウンドファンディングでも多くの人々から金を集めてスタートしています。もとは書店経営で、知的なお客さんも多く、環境問題から農業へのトレンドで、そういったお客さんが賛同して、そうしたファンドも出来上がったのでしょう。酒類販売ということで税務署の認可、また食品製造ということですから保健所の認可も必要です。これに結構時間がかかっています。1年以上も待っていますから、少ない予算でぎりぎりでやっているので、一時期江口宏志は自分の神経がおかしくなりそうだったと言っています。役所には役所の言い分があるだろうと思いますが、真面目な人がやっているのだとわかれば、少しは融通をきかしてもいいのではないかと思います。暴力団が陰にいるかもしれないキャバクラの認可と違うのですから。日本はここ何十年間衰退しているようですが、若者が何かをやろうとするときにネチネチといいがかりをつけるようでは、何も新規なことが起こらなくなります。少々の失敗を恐れていては大きなことは出来ません。ウーバーイーツで自転車をこいで少ない日当を稼ぐ若者がいてもいいかもしれませんが、(これもネチネチの一種かな)、電動自転車を作ってみるとか、この夏このように暑いのですから日傘に太陽電池パネルを取り付け、日傘の下はクーラーで涼しくなっているという発明を考えたらどうかなと思ったりします。