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田崎潤 ズッズッ弁の初舞台

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田崎潤 ズッズッ弁の初舞台


      田崎潤、本名は田中実、映画「細雪」を撮ったとき、この小説の作家・谷崎潤一郎から崎と潤をもらって付けたものです。私たちの年代から見ると田崎潤は親父の年代ですからテレビなどで見ると豪快な中年オヤジのようでした。しかし彼が若い頃は美男子系の役者で、ズッズッ弁を話すにしても、チャールストンを踊るモダンな面も見せています。小さい時から何度も生命の危機に襲われ、日中戦争でも馬と一緒に崖から落ちたり、手榴弾や機関銃の破片を体内に食い込ましたりしています。その都度死の淵から生き返っています。生き運が強い人なのでしょう。ドサ周りで戦前台湾から上海まで行っています。上海での黒人ギャング団との活劇、というよりは騙しあいを面白く書いています。英語も中国語もよくわからないのに、酒でも飲むと何か意味が通じるようです。

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