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藤井聡 凡庸という悪魔

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藤井聡 凡庸という悪魔


    「凡庸」とは「何の取り柄もない・・・陳腐な平凡さ」ということで、人間だと中身のない空っぽな頭を持っていて、自ら考えることのできない人ということになります。これらが多数を占めると全体主義がはびこります。一人の独裁者と多数のアホということです。ナチスのドイツと、現在の日本にもそのような傾向があるといっています。その例として、小泉首相の郵政改革を出しています。国民をABCDと分け、AとCはIQが高いもの同士で、互いに相反するもの同士、BとCはIQが低く、Aたちに郵政改革を宣伝させ、大多数の頭の悪い「凡庸」なBを取り込むことによって、成立さしたことを指しています。新自由主義経済を標榜し、規制の撤廃とグローバリズムを推進していました。ノーベル賞受賞のお墨付きのシカゴ学派の理論の基づくものです。ところがこの経済学のノーベル賞はノーベル財団が出すノーベル賞とは違うものです。スウェーデンの銀行が出しているもので、業務に政府があまり関わらないような新自由主義経済の考え方に銀行側が乗ったようなものです。これ以降格差が広がり、倒産やデフレも続き、いまだに日本は浮上できない状態になっています。政治とは単に経済問題に絡むだけではなく、今日もニュースで、ISの重要メンバーがアメリカ兵に追い詰められて自爆したということでわかるように、人の生死と関わるものでもあります。我々大半はBでありますが、「凡庸」であることは罪を犯しているということになり、たとえ頭が悪くても少しは考える能力を身に着けないと、世界で1%の富裕層に好き勝手にされるということになります。

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