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これも自己啓発本でしょう。自己啓発本を何本も読むとアホになると言われています。生き方や自分のあり方をいろいろ教えてくれるのですが、作者ごとに食い違っているのですから、何冊も読むと頭がおかしくなるということです。何ら根拠も無く、作者の信念だけで書かれているのですから、覚めた目で読む必要があります。
「まねも5回変形させれば、原形をも凌ぐオリジナルになる」
映画「スターウォーズ」を5回変形したストーリーを例題として出しています。私のように70歳を過ぎると、どんな物語も馬鹿らしく思えてきます。物語は全てそうですが男と女が絡み合い、それも突き詰めてみると性欲ゆえであり、本能に従う人間ばかりです。これらの物語にはもはやこれっぽっちもオリジナル的なものはないのです。でも人間が若いと、幻想したがるのでしょう。何かそこに素晴らしいものが潜んでいると妄想したがるのでしょう。若いうちから、ブッタの教えを説くことは酷かもしれません。そこには何もないからです。すべて「空」です。
またシュールレアリズム時代の詩句、「ミシンと蝙蝠傘との解剖台の偶然の出会い」(ロートレアモン)を例に出して、異質なものの組み合わせがアイデアになるといったこと書いています。このようなことから技術者は新しい製品に作くるにあたって、「ミシンと蝙蝠傘」を同居させるようなものを考えさせられているようです。私も考えてみたのですが、「ミシンと蝙蝠傘」が同居したものを想像することはできませんでした。頭が固くなっているのでしょう。