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谷畑美帆 江戸八百八町に骨が舞う

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谷畑美帆 江戸八百八町に骨が舞う


        江戸時代の男女の身長はどの時代よりも低いことがわかります。縄文時代よりも低く、男で158センチ、女で145センチです。たとえ剣豪であってもこのようなチビであっては、それほどのものではないのではないかと思われます。仏教の信仰で獣肉を食べないこと、米、特に江戸の町は白米を多く食べたことによって、この時代が一番身長が低いのです。ペリーが浦賀に来た時、チビばっかりですから、大砲も二、三発ぶっ放せば、何とかなると思わせたようです。それで二回目ペリーが来た時、幕府は相撲取りを海岸に並ばして、威嚇しようとしましたが、ペリーは単にデブとしか思わなかったらしい。問答無用で開国させられます。

町人層の寺の墓所で、骨まで達した梅毒の痕跡があるものが11.5%もあったということは、実際にその病にかかった人は何倍にもなるでしょう。コロンブスが梅毒にかかって100年も経たないのに、日本に来たということは、多分南蛮貿易の水夫から長崎の女郎にうつったと考えられます。結核は古墳時代、3世紀の骨に痕跡をとどめ、多分渡来人が日本に運んできたものと思われています。人の往き来は病原菌の往き来ですから、今後移民を増やすということですから、いろいろな病気が増えることでしょう。

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