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近藤 滋 波紋と螺旋とフィボナッチ

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近藤 滋 波紋と螺旋とフィボナッチ


ナチの暗号を解いた天才アラン・チューリングは生物学の論文も書いています。なにしろ物理学の数式を使っての論文ですから、当時誰も理解することは出来ません。「生物の形態形成」についてですが、「なんの変哲もない化学反応をちょっと組み合わせるだけで、正確な位置情報が簡単に作られる」という論文です。具体的に言うとこの著者が専門にしている「反応拡散原理」というもので、キリンやシマウマや熱帯魚の模様がどのように出来ていくかを研究すると、「等間隔の繰り返しをするパターン」になっていますから、これはまさしく物理学で言うところの「波」そのものということになります。「生物の形」を「波」としてとらえたのです。「活性因子」と「抑制因子」の二つで、これらをすべてが説明できるのです。と、いわれても私はさっぱりわかりませんが、チューリングも言っているのだし、近藤 滋も熱帯魚で確かめているのですから正しいのでしょう。メンデルの論文も数式が多く出ていて、当時の生物学者には理解できないことで、メンデルの功績が認められなかったということです。今日本で問題になっている小保方晴子さんもアラン・チューリングやメンデルと同じくらい大天才ではないでしょうか。細かいところをあげつらう有象無象の理解の及ばないところに行っているのではないかと、あの研究者としては可愛すぎる彼女を見て、応援したくなります。

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