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野口和樹 半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件

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野口和樹 半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件


    懲役6年の刑をくらって、この本を刑務所で書いています。金塊の持ち主が税金を払いたくないために、野口らにその金塊を盗ませたということらしい。事件にしないということで話がまとまっていたのですが、野口らが半分金塊をネコババしたので、持ち主が警察沙汰にしたということらしい。悪の世界は通じていて、野口らの儲けたカネも詐欺師たちによってむしりとられました。悪人どもにも上には上があって、下っ端が少々儲けたぐらいでは、上に吸い取られるような仕組みが出来上がっているようです。

コロナ惨禍で札をジャブジャブ刷っていますから、金はドンドン値上がっているようです。この事件はコロナ惨禍前ですが、景気浮揚のためどこの国も紙幣を刷り上げ、信用できるものは金しかないという状況になっています。おまけに消費税も8%に上がり、これをかいくぐれば、即8%の儲けが出るということで密輸が盛んになったのでしょう。それにともなって金関連の詐欺が増えているのです。豊田商事事件の再来です。買ってもいない金を証書で騙し何千億円もの金を集めたというペイパー商法です。

どうしてこうも人間は詐欺にひっかかるのでしょうか?やはり欲が強いと騙されやすい。世の中そうそううまい話はないと知れば、ひっかかるはずもないのですが、銀行に預けていても増えないし、株をしても必ず儲かるわけでもない、そのような時、金の密輸をすれば必ず8%毎回儲かりますといわれれば、ちょっとした小金持ちはやってみようという気になるのでしょう。野口らは韓国グループにしてやられましたが、香港にもそのようなシンジケートがあるようです。大金持ちでも小金持ちでもないわれわれは日々肉体を使って働くしかない。なまじカネがあるから詐欺師がよってくるのであって、ないと詐欺師など近づきはしません。貧乏も時にはいいこともあるのです。

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