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よく言われるように、少しばかりの財産があるほうが、相続のとき骨肉の争いがはげしくなるようです。何十億もあれば、それぞれ満足したカネをもらえそうですが、何千万しかないと、少しでも取り分を多くしようとしてお互い険悪になるのでしょう。この本の事例では、相続のためにと思って父親が家を息子名義にしていて、父親が死ぬと、この息子は嫁と一緒になり、自分の家だから、同居する母親から家賃を取ると言い始めたそうです。何と親不孝な息子でしょうか。親が建てた家を、たとえ名義が息子になっていても、親から家賃を取るとか、追い出すとか、これはひどい。実際は息子が家を出なければならない。これは法律以前問題だ。でもこういったケースが多いのでしょう。ほとんどの中間層が格差社会なって先細り、給料が減って生活が苦しいのでしょう。新しい形の姨捨山の到来です。私も商売をしていますが、先細り、個人でやっている商店はどんどんやめていっています。農業人と同じく個人事業主も絶滅危惧種です。跡継ぎもいないし、たとえいても、息子が母親を追い出すようでは、農業も商売も続けられないでしょう。