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かにかまぼこのような蟹肉が入っていない食品や、肉の入っていないハンバークなどについて解説する本だと思っていましたが、実はウナギが高いから別の材料でうな重を自分自身で自作しようとする本でした。ちなみにうな重はゴボウで作ります。ゴボウをゆで、衣をつけててんぷらにし、それを甘辛く味を付けてご飯にのせるのです。ニセカツどんは麩をトンカツに見立て、甘辛く煮て、卵をとじて出来上がりです。大豆チーズなども載っていますが、仕事をしている主婦など面倒くさく作くる気もおこらないでしょう。霜ふり牛肉を作るには、普通の牛肉にラードを溶かしてふりかけ、生け花で使う剣山で肉に穴を空け脂肪を溶け込ますとできあがります。そのような面倒くさいことをやらなくてもラードで焼けば同じようなものですが、人間見た目が大事なので、同じ味であっても霜ふり肉と思えば、より旨く感じるものかもしれません。「予想どおりに不合理」的な考えをするのが人間なのですから、手間をかけて自分を騙し、また騙されることで喜びを感じているのが人間かもしれません。