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A・V・バナジー &E・デュフロ 貧乏人の経済学

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A・V・バナジー &E・デュフロ 貧乏人の経済学


    東南アジアやインドやアフリカでよく見かける傾向で、女性が市場などで野菜など売ったりしていますが、男たちは昼間からプラプラ所在無くうろついたり眠ったりしています。貧困を絵に画いた光景です。野菜売りにしても、その野菜やら陳列ござなど全て借り物で、高い金利をとられているようなものです。決して貯蓄できるようなことはありません。いつまでたってもその日暮です。それでバングラデシュなどで、高い金利を取らない貧乏人専用の銀行を作り、これがある程度成功しています。最貧国に食料などの援助をしてもあまり効果があがらない。魚を与えるよりは魚の取り方を教えるほうが役に立つとよく言われます。貧困脱出のためには教育が必要です。ところがインドなど教育費を国が支給しても、地方のボスや役人の手に渡り末端までおりてきません。先生なども教室で居眠りしているか、出勤しないで家でほかの仕事をしている教師も多いということです。これではなかなか発展できそうもありません。日本でも支援金のことで、電通が丸なげし、労せずして何百億ものカネがそれらの連中の懐に入り、末端までスムーズに支援金が浸透していくことができませんでした。予算を付けても実際に必要なところにいかなくて、途中でドンドン抜かれる構造が日本の停滞と貧困化を助長させているのではないかということです。まるで後進国並です。もはや日本は後進国のトップになっているかもしれません。

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