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T.J.イングリッシュ マフィア帝国 ハバナの夜

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T.J.イングリッシュ マフィア帝国 ハバナの夜


        1950年代、アメリカのマフィアはキューバの独裁者バティスタ大統領と組んでカジノホテルを作ります。その主導者は戦後、イタリアに追放されたマフィアのドン・ルチアーノでしたが、アメリカの圧力でキューバにいられなくなります。それに代わるのがユダヤマフィア・ランスキーです。アメリカマフィアをまとめたのはランスキーで、欲張ったアナスタシアは理髪店で殺されます。ランスキーは経済ヤクザでしたが、時には殺しも命令しなければならない事情もあるでしょう。キューバではアメリカマフィアとキューバマフィアが融合して巨大な娯楽産業を作り出しました。駆け出しのケネディもキューバで性接待を受けています。マフィアのトラフィカンテのホテル「コモドーロ」で売春婦三人の接待を受けています。マジックミラーになっていて、トラフィカンテそれを見ていて、ケネディが先で大統領になったので、この時のことをビデオに撮らなかったことを悔やんでします。またキューバには巨根36センチの持ち主がいて、毎夜、お客の指名の女性とセックスプレイをして見せていたそうです。またショウレヴューでは、このような寸劇が演じられました。コーヒーを出された女性のお客が、ボーイにミルクは?と聞きます。するとボーイはズボンを脱ぎ、陰茎を出します。するとその女の客が陰茎を嘗め回し、やがてコーヒーカップにポトポトとボーイの液体が入ってくるという、はしたない寸劇です。バティスタ政権は賄賂主体の腐敗政権であり、やがてカストロらがキューバを制圧していきます。淫乱を極めたハバナの街にもカストロ軍が入ってきます。まるで現在のアフガニスタンの状況と同じです。バティスタは用意周到に有り金を持ち出し、最終的にはポルトガルに居を決めています。ランスキーらも有り金は持ち出したのですが、キューバに投資した分はすべて無になりました。ランスキーが死んだとき、遺産の現金は5万ドルしかなかったそうです。

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