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読書

よくわかる海のルアー釣り


    インターネットでもフィッシングといって、カモを釣り、詐欺を行なっています。このルアー釣りも、生きた餌をつけるわけでもなく、小魚に模したプラスティックを食いつかせます。魚にとって踏んだり蹴ったりの話です。生餌で釣られたのなら、魚生の最後、いいものを食わしてもらったという、感謝の念を持って、往生をさしてもらいますが、食いついたら食えないプラスティックというなら、魚生の最後としては、悔いても悔いても魚心としては収まりのつかないことになるでしょう。

陸釣り、船釣りと大きく分かれますが、陸釣りには魚だけでなく、女性を釣ることも含まれています。魚にもすれた魚もいるそうで、ルアー釣りでもプラスティクの疑似餌をまるで生きているように竿を動かさないと、食いつかないということです。むかし、航空会社の機長の格好をした男が何人もの女性を結婚詐欺で、カネや肉体を掠め取ったという事件がありましたが、いまやそのようなことでは女性はひっかからないでしょう。反対に女性が男性を釣る時代になっているようです。この前のドラフト会議で、高校の球児たちが各球団にノミネートされましたが、各球団の二軍の寄宿舎の前には多くの女性たちがたむろしているという話です。これら純真な選手たちが、すれた女性に唾を付けられて、楽しい思いをさしてもらい、練習に身が入らなくなり、以後鳴かず飛ばずの成績でいつの間にかいなくなったという話はよくききます。ただの女性ほど男性をスポイルさせるものはありません。それなりの男になるには、高い障壁が男の前には必要です。昔はそれをイニシエーション=通過儀礼と呼ばれていましたが、いまや少子化の時代、高い障壁で男を選別する時代ではなくなっているのかもしれません。環境ホルモンの影響で男性の精子の数も少なくなっているようですから、この弱弱しい精子でも、不妊治療では使おうとしています。かつては一番元気のいい精子しか卵に入り込めなかったが、今では、弱弱しい精子でもピンセットの道具のお陰で入り込めるようになっています。世の中強い男ばかりがいてもいいというものではありませんが、そうかといって高い障壁をほとんど越えられないという男ばかりでも困りものです。

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