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アメリカ英語に「上海する」という動詞があるそうです。意味は船員の不法拉致です。英米戦争時代、船員の不足からそういうことが起こったのです。紅茶の輸入問題だけではなく、船員の取り合いも戦争の原因だそうです。上海の酒場でグデングデンに酔わして、船員を拉致したのでしょう。多分今では「上海する」という語は死語になっていると思われます。「ピョンヤンする」は日本語にはないが、かつて日本赤軍がヨーロッパ各地で日本人観光客を勧誘して、ピョンヤンに連れて行ったということもありました。
幕末、遭難してアメリカ人に助けられた高知の漁民・中浜(ジョン)万次郎がいます。私にとって初めて知ることですが、万次郎は帰国途中、フランクリン号の船長の精神がおかしくなったので、船員の投票で副船長に推されています。通訳としても優秀であったが、船員としても優秀だったのでしょう。
ジーンズメイカーの「リーバイス」が生まれたのはカリフォルニアのゴールドダッシュの時です。創業者のリーヴァイ・ストラウスは金の採掘者に日常品を売っていて、馬車の幌で丈夫なズボンを作ったことで財を成します。金の採掘者で金持ちになったのはほとんどいないが、これらを相手にした者は効率よく儲けています。教訓として、みんなと同じようなことをしては、カネなど残せないということがわかります。
ブルースの歌詞でヒモのような男がよく出てきます。これは、奴隷解放後、黒人女性は白人家庭のお手伝いさんとして雇われますが、男たちはこれといった仕事にありつけません。おのずと男は日中ぶらぶらし、喧嘩をするか、歌を歌うか、悪事を働くか、要は収入がなく、家もないものですから、収入のある女の家にもぐりこんで、女に養ってもらうしかなかったのです。そのために男たちは女性を喜ばすために、歌やセックスで努力していたらしい。
童話白雪姫の七人の小人は鉱山で働いていて、太陽にあたらないものだからくる病になった人がモデルになっていると著者は書いています。