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読書

エドワード・スノーデン 日本への警告


     アリストテレスはこう言っているそうです。

「人々が政府のことについてすべてのことを知っていること、これが民主主義だ。政府が多くのことを知っているが、人々は政府のことを知らない、これは専制政治である」

日本はどちらなのでしょう?「(民に)知らしむべからず」という言葉があるくらいですから、もともと民主主義などやろうという気はなかったのでしょう。今では機密保護法なるものもできて、われわれはつんぼ座敷におかれている状態です。おまけに大手メディアの記者たちは「記者クラブ」などを作って、お上の垂れ流しをそのまま記事にする官報にまがうものしか書けないような者になっているようです。

スマートホンを持っていると、逐一自分の情報を垂れ流している状態になるようです。自分が今いる場所、誰と話しているかすぐわかるそうです。アメリカではそれらを全て監視していて、記録に残していると言っています。今や警察の捜査も監視カメラに頼っている状態で、街中のあちらこちらに監視カメラを設置しているようです。おまけにコンピューターの発達で、監視カメラの中で不審者の行動を供出するソフトもできていて、不審者の行動を追尾し、犯行の現場そのものを押さえることもできるようになっています。そのうち政府にとって危険な人物はドローンが上空で絶えず見張っているという世界が訪れるかもしれません。戦争地帯の中東ではドローンがミサイルを発射して、敵対者を殺害している状態になっています。監視から殺害に至る道は非常に短いと思うべきです。

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