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エリエザー・スタンバーク わたしは脳に操られているのか

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エリエザー・スタンバーク わたしは脳に操られているのか


       「美容精神薬理学」と最近言われるように、「深刻な精神症候群のためではなく、知的能力を高めるために薬を服用する」ことが多いそうです。コーヒーよりも何百倍も効果がある化学薬品もあります。「陰気な性格」や「詩人の空想的な物思い」も化学薬品で一挙に陽気で、社交的なセールスマンに変身できるようになりました。アメリカのエリート校では頭の偉くなる薬を飲んで学業に励んでいるようです。

アメリカの犯罪者を調べた結果があります。「満足と幸福」を感じさせるセロトニンが出ると、副産物として5-HIAAが「生成」されます。この5-HIAAが少ないと、つまりセロトニンの排出が少ないと、無計画の粗暴犯になり、5-HIAAが高すぎつと、計画的殺人犯になるそうです。無闇にセロトニンを出すための薬を飲んでいると、そのうち人を楽しみながら殺すことになるようです。快楽殺人犯の誕生です。

このように薬で人間の性格を変えられるのであるなら、「自由意志」はあるのかないのかが問題になってきます。しかし私の脳の限界か、スタンバークの「自由意志」の論旨の展開がいまいちはっきりせず、よくわかりません。やはり頭を良くする薬を飲まないといけないようであります。

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