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どの人種も男たちによって女は「性の奴隷」されているというのがこの本の主張です。家庭の主婦であろうと、売春婦であろうと、男たちの暴力と政治体制によって女性の自由がないということで、男がしたいと思うときは女がしたくないと思っていても、男に従わないといけない状態になっていると言っています。つまりどの男もヒモみたいな男で、女を縛り付け、暴力をふるい、反抗することを諦めさせるような態度をとっていて、時には甘い言葉もかけて女を逃げさせないようにさせているということです。だから女は植民地のようなものであり、収奪されるばかりで、貧困のまま放置されているということになります。実際に女性は自活できるほどの給料をもらっていません。キャスリン・バリーは白人女性で、白人男性も映画で見るような紳士的な男性はそうそういないということがわかります。
日本の慰安婦の問題についての言及はありませんが、「性の奴隷」と表現するくらいですから、批判されることは間違いありません。昔のこととはいえ、現在のフェミニズムから見ると、非難されても仕方ないようです。