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読書

キャッシー・オニール あなたを支配し、社会を破壊するA・Iビッグデータの罠


         数年先、コンピュータはディープラーニングを駆使しビッグデータを集め、人間の仕事を奪い取っていくという予想があります。いいことか悪いことかよくわかりませんが、現在ビッグデータを集め処理するアルゴリズムが「数学破壊兵器」になっているということをオニールは言っています。おまけにこれはブラックボックス化して、中身が見えません。タイムズの世界の大学のランキングで、東大や京大はKAIST(韓国)ソウル大学や浦項工科大学(韓国)より下になっています。ノーベル賞を一人も出していない大学の方が上位とは、納得できません。欧米では格付けが大好きなようですが、2008年まえのサブプライムローン債権の格付けを格付け会社はすべてAにしていました。はっきり言ってこれは詐欺です。このような間違いだらけのソフトが、就職試験でも、クレジットの信用調査でも、犯罪捜査でも取り入られ、とくに抗議できない貧者にそのしわ寄せがきています。貧乏人というだけで犯罪予備軍に入れられてしまい、警察から重点的にマークされるようなことも起こっています。貧者ゆえに就職も跳ねられ、銀行も相手にしてくれず、相手にしてくれるのは警察だけとなります。刑務所に入ったは入ったで、貧者ゆえに再犯率が高いということがビックデータで示されていて、刑期までも長くなってしまいます。どうも近い将来はバラ色の世界ではなさそうです。

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