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1945年5月にヨーロッパでの第二次世界大戦終結しましたが、その後2,3年は騒乱のさなかにありました。枢軸国と連盟国の戦争は終わりましたが、民族の対立、共産党など政権の対立、宗教の対立、地主と小作人の対立、民族の移動や、配置換え、民族の浄化などです。ユダヤ人も解放されましたが、元居た場所に戻ろうとしても、元隣人が住み着き、かえって追い払われる始末です。どこの国もユダヤ人を厄介者にしています。ヨーロッパでもロシア兵の凶暴さは目に余ります。ドイツの婦人の20%から27%くらいレイプされたと記されています。その分ドイツ人も各地でひどいことをしています。現在でもロシアとウクライナは戦っていますが、言語も違い民族も違うようで、-一時ウクライナはヒットラー政権と手を組んでロシアと戦争しています。ポーランドもドイツからもロシアからも攻撃されて国土が焼け野原になっています。ロシアの捕虜の扱い方はひどいもので、3060000人の捕虜がいて、死んだのが1094250人です。イギリスでは3635000人いて死んだのが1254人です。ほとんど何も食わせないで、労働させていたのでしょう。日本人捕虜もロシアではひどい目に合っています。
民族が錯綜しているヨーロッパの危険性は日本では考えられないことです。時たま憎悪が噴出しますが、80年以上もたって大きな戦争が起きていないということは、ピンカーの言う通り、人々の叡智が深まってきたということなのでしょう。犯罪率もそうですが、人口比で若者が多いピラミッド型は高くなり、壺方になると高齢者が多くなるので減るらしいので、日本は老人ばかりで戦争をしようとする気力もありません。戦争を仕掛ける国があるなら、重々といかに戦争が無益なものかを諭さないといけないでしょう。