[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
世界各国を旅行して、時たまパソコンをチョコチョコと動かして、収入を得ている。そのような生活をしている人を「ノマド」企業家と呼ばれています。「ノマド」とは牧畜という意味で、定住しないで放浪する民です。弥生時代から田圃に縛り付けられた日本人には馴染めにくい生活です。田圃に縛り付けられないとしても、毎日暑いのにかぼちゃを炊いている私にとって、このようなことでカネが稼げるのかと不思議に思ってしまいます。「すき屋」の従業員のように、月100時間も残業してもまともな暮らしも出来ないような給料しかもらえないということもあるのに、一日経った二、三十分のパソコンの操作で年収1000万円も儲けるなんて、世の中狂っているとしか思われない。
クリス・ギレボー自身、はじめはコーヒーの輸入販売をして、インターネットで売りさばいていました。それからボランティアなどをして世界を歩き回って、その経験からいかに安く航空券を購入するかを本にしてインターネットで販売したところ、これが売れてウハウハの生活になったということです。この種のコンサルタントをホームページに展開して、ますます安定的なり、いまでは明日は香港、あさっては見知らぬ国を観光しているという生活をしています。またこれが商売につながり、観光の費用を立て替えてくれています。
個人でやる商売は大変なものですが、アメリカでも日本の田圃に縛られた百姓のイメージを彷彿させるマット屋があります。この人はリストラされ、あるところでマットが売れ残ったので、それを買い取り、マットを売り始めます。売れたらこの人はマットを自転車に積んで配達します。これが評判になって商売として成り立ったということです。
この本の解説者が言っています。
「もはや企業にいるほうがリスキーで、独立した方が安全」
「ちょっとしたアイディア」と「たった一万円の資金」で年収1000万円も夢ではなにのだと強調しています。