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小さいことですが翻訳にミスがあります。38ページの二百万ドル(およそ二千二百万円)とありますが、一桁間違っています。2億円以上でしょう。この本での二百万ドルは宝くじの当選金のことですが、宝くじの当選者にアンケートを配って調べてみると、あたった当時は幸せを感じたけど、一年経つとその幸せも感じられなくなったと答えています。人間にとってどのような満足もすぐに色あせてしまうようです。この本の結論は、「生きがい」とか「満足」は「チャレンジと新しい体験によって成長する」ということでなしえることのようです。ではマンネリ化した夫婦関係ではどうかということになりますが、はたとグレゴリー・バーンズも困り、しかし学者ながらの解決策を見つけ出しています。つまり長年連れ添った妻と真正面と向き合い、率直に話し合い、目を見つめてセックスしたそうです。そうすると彼女と初めてセックスしたような気分になったそうです。妻もオルガスムスを感じたと告白しています。別に相手を替える必要はありません。自分の内心をさらけ出すことによってより親密になることができたといっています。これも「新しい体験」なのでしょう。日本ではセックスレスの夫婦が多いそうですが、今一度グレゴリー・バーンズのように真正面から見詰め合って、恥じることなくセックスをやってみる必要がありそうです。