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ハーバード式思考法であるからさぞかしすごいものであろうと思っていましたが、簡単に言えば、45分くらい集中したら15分くらいは休んだほうが、勉強にも、アイディアを作るにも効果的だということです。このようなことは60年前言われたことで、受験勉強など何時間もぶっ通しでやるよりも休み休みやったほうが効果があります。集中している時は一点だけを見つめて周りが見えなくなっていますが、ぼっとしている時は、まわりも見えてきて、それらが結びついてアイディアも浮かぶというものです。ぼっとしている時はただぼっとしているだけではなく、頭の整理をしていることになります。
このように考えると、一生同じ仕事をして真面目に過ごしても、大した成果は上がらなく、名人にはなれるかもしれませんが、社会の枠組みを変えるほどのインパクトある仕事はしていないのかもしれません。その例として、ポリミラーゼ連鎖反応法の発見者マリス博士の経歴を出しています。彼は大学で生化学の博士号をとると、サイエンスフィクションの作家になり、また大学に戻り、どうしたわけかまた大学を止め、パン屋の店長になったりしています。昨日離婚を発表したアマゾンの社長もアマゾンを始める前には安定した高収入の会社の幹部でありましたが、やめてアマゾンを立ち上げ、いまでは世界一の金持ちになっています。ただ運が良かっただけだとはすまされないものがあるようです。勤勉さを売り物にしてきた日本人は今からはボケッとしていることも肝要です。なにサボっているのだといわないことです。グーグルの会社には玩具や遊び道具がたくさんあるようで、日々遊んでいるようですが、それから斬新なアイディアが出れば、一挙に社会のあり方も変わります。勤勉(集中)とだらけは思考の両輪です。