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コリン・ウィルソン 世界醜聞劇場

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コリン・ウィルソン 世界醜聞劇場


        スキャンダルといえばなんといてもハリウッドでしょう。今でこそセクハラでプロデューサーなど訴えられていますが、昔は女優は役をもらうために事務所のソファーで裸になって権力者に御賞味いただいたそうです。いくらスクリーンの上では可憐清浄な役回りの女優もセックスに手馴れた女性であるということがわかります。太っちょの喜劇俳優アールバックルは新人女優をあるパーティで強引にセックスをしたのですが、その女優はオシッコが溜まっていて、アールバックルの体重に押しつぶされたものですから、膀胱が破裂し、死にました。これ以降この喜劇役者は落ち目になります。チャップリンも少女愛好者で、自分の映画に出た15歳の少女に子供を生まして、結婚しています。

ハリウッドでは俳優たちのスキャンダルを隠していたものですが、1960年代からはそのスキャンダルも映画の宣伝と考えるようになりました。ジェームス・ディーンの不良っぽい行為もマイナスではなく、観客数を上げています。40年代大人気だったラナ・ターナーなどもヤクザの旦那を連れ子の娘が差し殺したけれども、かえってそれで人気がふき変わりました。

男女のごたごたが起こるのは俳優だけでは在りません。学者や作家にも大いにあります。謹厳実直な学者かと思ったら大間違いです。ラッセルなど旦那がいようとおかまいなしに人妻に突っ込んでいきます。世界の平和を願った割にはご近所の不安定の貢献したということになりました。

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