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韓国のドラマを見ると、建物の上に小屋があって、若者が借りているというシーンがよく見受けられます。日本でもビルの屋上にプレハブなどの小屋がありますが、それはビルの持ち主の倉庫か子供の勉強部屋で、貸すことはできないでしょう。韓国では2階建ての家でも、その上にそのようなものを作って人に貸しています。ソウルなどで家を借りる家賃は東京と変わらないくらいでしょう。韓国では公務員かサムスンなどの大企業でないと、まともな生活はできないようです。恋愛と結婚と出産を諦めた「三放世代」と言われていましたが、今や「七放世代」といわれ、「マイホーム、夢、人間関係、就職」も諦めています。これら大企業も定年は早く、40歳くらいから50歳くらいで、大方者が辞めさせられます。これらの人の次の就職先はないのですから、唐揚げ屋とか、飲食関係の商売に手を出し、2,3年で損失を出してやめて行きます。それで韓国の家庭の負債は2016年の統計で、「120兆円」にもなっています。韓国も日本と同じく、中間層はなくなり、富裕層と貧困層の二極になりつつあるようです。
私は5年前韓国ソウルのパック旅行をしましたが、東大門の橋の上で乞食が二、三人いて、物乞いをしていました。釜山にも行きましたが、地下鉄の中で毛布に包まったホームレスを多く見ました。韓国の道路にはよくカードのようなものが落ちていましたが、この本によると、金貸しの宣伝チラシで、韓国ではそのチラシを人に手渡しするのではなく、チラシ配りのアルバイトは道路にぶち投げるのだそうです。雨が降るとそれらが下水に流れ、下水が詰まることになるでしょうに。
日本も韓国も下流は生きるのが大変だということがよくわかります。韓国よりは少しはマシだと思いたいが、実のところどっこいどっこいなのでしょう。日本の非正規雇用は半くらいなっているのでしょうか。これでは老後年金などで暮らしていけないでしょう。