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我々団塊世代は、第二次世界大戦で日本は朝鮮、中国、東南アジアなどの国々に多大な損害を与え、アメリカの慈悲深い二発の原子爆弾によって狂気から覚め、まともな民主国家になったのだと教えられてきました。どうもこれはアメリカの占領政策が非常に巧妙だったということかもしれません。この戦争で欧米各国がアジアで植民地政策が維持できなくなったというのは、日本の右翼の言動ですが、これは日本だけで思うことであって、世界ではそれは通用しないか、あっても少数派であろうと思っていました。ところがアメリカの大学教授がこの太平洋戦争を人種戦争だと言っています。アメリカのルーズベルト大統領が日本人兵の遺体の骨から削り出したペーパーナイフを使っている写真があるそうです。映画「猿の惑星」の猿はまさしく日本人のことです。この猿が白人を押しのけて、世界に君臨するとは白人にとってあってはならぬことです。次の大統領トルーマンも原爆を落としたことに何ら良心の咎めも感じていなく、ゴキブリを殺したといった感覚です。
今日本で問題になっているコマーシャルがあります。アメリカ人が翻訳機を使って、日本の女性にキスをせがむコマーシャルです。外国では日本の女は「イエローキャブ」であり、特に白人の男はもてもてだという噂があります。このようなことをイスラム国でやれば彼は血祭りにあうでしょう。日本人は軽く見られているということです。植民地時代ではこれ以上なことが、アジア、インド、アフリカ、中国で行われています。香港では少女をレイプした白人は罪を問われることはありません。イギリスでは箸にも棒にもかからない人間がメイドをつけ王者のような生活をしていました。そこに日本兵がやってきたのです。絶対だと思われていたイギリス人やその他の欧米人が日本兵にペコペコするのを見た途端、中国人や雇われたインド人は欧米の自縛から解き放され、独立の気概が漲ります。最終的には連合国が日本に勝ったとしても、もはやオランダやイギリス、フランスはアジアで植民地政策は続けられることができなくなりました。アジア人の目が覚めたのです。
反対に日本では敗戦後、目がつむったようです。日米条約によって日本はかつての治外法権の国に戻ったようです。アメリカ兵が日本で問題を起こしても日本に裁判権はないのです。
昔の中国では兵隊になるような人間はろくなもんじゃないということで、まともな人間は兵士になることを嫌がりました。敗戦後、日本が発展し自信を持ち始めた頃、この駐留米軍を番犬だと思うようにして、この不平等条約をあっても忘れたフリをしていたのかもしれません。